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間取り

2024.12.10

1階に和室って必要ですか? ~生活をイメージしながら間取りを考える~

 
   
   
朝晩が寒くなり、本格的に冬が来た!と思わせる季節となりました。
こんにちは、シエロホームの鈴木です。

静岡県三島市や長泉町の子育て世代のご家庭に「家づくりの考え方」をブログでお伝えしております。
ぜひ最後までお読みいただき、家づくりのご参考にしていただければと思います。

2階建てで、かつそれぞれの部屋を全て2階につくるとなると、1階にはリビングダイニングキッチン以外に
もう1つ部屋(和室)が必要とお考えの方が多くいらっしゃいます。
 
子供たちが小さいうちは子供たちの荷物置場として機能するし、親御さんが泊まりにきた時には
寝所として機能すると考えられるからです。

また、やがて自分たちが老後を迎え階段を上がるのが億劫になった時には、そこを寝室として使えるからです。
 
一方、平屋を建てるとしたら、この和室(もう一つの部屋)をつくらなくても特に問題ないのではないでしょうか。
子供部屋も寝室も収納も全てリビングダイニングキッチンと同じフロアに存在するからです。
 
つまり子供たちの荷物置き場は自分の部屋でいいし、親御さんが泊まることがあったとしても
子供部屋を使ってもらえばいいし、(広々つくるリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいですしね)
階段が億劫になることもないからです。

何かを片付ける、何かを持って来る時、パタパタと階段を駆け上がる必要もなく、
動線がグンと短く、時短になること間違いなしですね。
 
そんなわけで、平屋にすればこの「客間」的存在の和室をカットすることが出来、その分コストがカット出来ます。
この部屋の広さを6帖だと仮定したら
価格に換算するとざっと200万円ぐらいですかね。
 
この金額は建築資材が高騰する今、とても大きなコストカットではないでしょうか。
 
また、InstagramなどのSNSの影響を受けてか、ここ数年「ランドリールーム」と言われる
いわゆる洗濯物のためだけの部屋をつくっている方もいらっしゃいます.

これもコストに直結するため本当に必要なのかどうかを冷静に考えた方がいいと考えています。
 
というのも、今やリビングダイニングキッチンは昔の家のように仕切りをつくらず一体となっていて、
かつキッチンが対面式になっていることが多いのですが、これはこうなっている方が「ながら作業」がしやすいからです。

キッチンで料理や洗い物をしながらダイニングで勉強する子供を見る。
リビングで遊ぶ子供を見ながらリビングで洗濯物をたたむ。
リビングで遊ぶ子供を見ながら中庭で洗濯物を干す。
 
共働きが当たり前となっている今は、この「ながら作業」がどの家庭でも当たり前ではないでしょうか。
 
忙しく時間が足りない日々の中で少しでも家族団欒の時間を増やしてくれる役割を果たしてくれるのが
この広々としたリビングダイニングキッチンです。
 
ゆえに、そんなに使用時間が長くない部屋をつくるために100万円以上のコストをかけるのは
勿体無いとも考えられますね。
  
 
寝室の広さの算出方法   
   
    
ハウスメーカーの展示場や住宅会社のモデルハウスなどを見学すると、見栄えを考えてか
寝室が無闇矢鱈に広くつくられています。
 
それどころか、寝室に書斎のようなコーナーすら設けられています。
ですが、正味の話をすると寝室に広さは必要ないのではないでしょうか。
 
寝る寸前までリビングで過ごすでしょうし、起きたらすぐにリビングに行くからです。
 
要するに、寝室は実質「寝る時」だけしか使わないからです。
 
また、寝室の近くには必ずといっていいほど大型収納をつくると思いますが、こうする理由は寝室に
荷物を起きたくないからではないででしょうか。
 
今は昔のようにタンスもなければお母さん専用の化粧ドレッサーを持ち込む方も少ないのでは?
 
かつ、テレビも薄型になったため場所を取らなくなったし、スマホやタブレットがあれば
そもそも寝室にテレビをつける必要もないかもしれません。
 
そんなわけで、寝室は必要最低限の広さでつくるのがベターじゃないかと考えています。
具体的には、置くベッドのサイズと個数が分かればそれに見合う広さにするという感じです。
 
仮にセミダブルベッドを2台並べて置くとしたら、

1.2m×2.0mが2台並ぶのでベッドに必要な寸法が2.4m×2.0m、
これを置くのにちょうどいい広さは3.51m×2.6mの内寸がある6帖という感じです。

もちろん、これでは狭いなと感じられた方は広げていただくしかないのですが、
広げれば当然コストも上がることになるので、それも考慮した上でご判断いただければと思います。
 
では、今回はここまでにして次回は「子供部屋」について考えていきたいと思います。
  
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
 

また次回のブログでお会いしましょう。 

2024.11.29

合理的に考える力を身につける

 

     

11月ももうすぐ終わり、一年が年々早く感じる年齢となってきました
     
こんにちは、シエロホームの鈴木です。
    
    
静岡県三島市や長泉町の子育て世代のご家庭に「家づくりの考え方」をブログでお伝えしております。
    
ぜひ最後までお読みいただき、家づくりのご参考にしていただければと思います。
     
        
家づくりのコストを下げるための一般的な手段は、総二階建てにすることによって家をローコスト化することです。
    
この手法は、家を安く出来たとしても「土地にかかるコスト」と「外構にかかるコスト」をダブルで大幅に上げてしまうため、
    
「家づくり全体のコストを落とすため」のベターな方法にはなり得ません。
    
     
一方で、前回お伝えしたような間取りのつくり方を知っていれば、家のコストは上がってしまうものの、土地にかかるコストと
   
外構にかかるコストをダブルで大幅に下げることが出来るため、結果的に、家づくり全体のコストを抑えることが出来ます。
         
プラスアルファ、住みやすさも格段にアップさせながらです。
    
     
ゆえに、後者の選択肢はこれから家を建てる方には知っておいてもらいたいのです。
    
とはいえ、出来れば家のコストも上げないようにしたいとお考えになるのが当たり前だと思うので、
     
ここからは家のコストを抑える方法についてお伝えしていきたいと思います。
     
    
家のコストは、使う材料や性能、面積や形など様々な要素に左右されますが、使う材料を妥協しても、そう大してコストは落ちません。
    
また、性能に関しては国が定める基準に従わないといけないため上げることは出来ても落とすことは出来ません。
 
これに対し、面積に関しては削ればそれ相応にコストも削れるし、冷静に考えていくと削ることが出来そうなスペースが割とたくさんあります。
    
それを削ったとして住みやすさや使いやすさが大きく変わらないため、家のコストを落とすにあたっては、
    
なくても問題がないスペースを削ることが最良の手段だと考えています。 
         
       
    
合理的に考えていくことが大事
   
   
    
家の面積を削る上で大事なことが合理的に考えていくことです。
    
面積を削れば当然家が小さくなるのですが、ここで邪魔になってくる感情が
    
「家は◯◯坪はなければ!」
    
という「なんとなくのイメージ」です。
    
これがある限り面積カットはかなり難しいのですが、1つ1つ冷静に考えていく合理的な思考が出来るようになると
    
案外なくても問題がないものが結構たくさん出てきます。
   
   
 
まずは「廊下」。
   
ただ通るだけの廊下も部屋や収納と同じようにコストがかかるわけですが、
    
そもそもこれが欲しいという方は限りなく少ないのではないでしょうか。
 
廊下が出来れば、廊下が空気の循環を遮断してしまうため家全体に冷暖房が行き届きにくくなり、温度差が生まれる原因となります。
    
そもそも廊下があれば部屋にドアがある、ドアがあればやはり閉めてしまいますからね。
     
「高断熱高気密化」している理由は、家全体の温度差を限りなくゼロに等しくするためでもあるので、その観点から考えても
    
現在の家づくりではいかに廊下を削ることが出来るが家づくりの大きな鍵となります。 
    
    
続いてが「階段」です。
    
もちろん、市内中心部のように土地面積が40坪未満になれば、必然的に上に階を重ねていかざるを得ないです。
     
三島市や長泉町でも駅周辺や市街地を離れれば、かなりの方がこの対象にならないのではないでしょうか。
     
つまり、そういう場所ではほとんどの方が「平屋」を建てることが出来る可能性があるというわけですね。
    
そして、2階建てではなく「平屋」にすることが出来れば、実は「廊下」を限りなくゼロに近づけやすくなるし、
    
上下階の温度差もなくせることから家全体に冷暖房が行き届きやすくなり、家の中の温度差をより小さくすることが出来ます。
    
2階をなくすことが出来れば、トイレの数も1つにすることが出来ますしね。
     
    
いかがでしたか?
    
「本当に?!」と思う方もいらっしゃると思いますが、ここまでお伝えしたスペースは別段なくても
      
支障がないのではないでしょうか。
     
そして、これらがなくなることによって平屋が2階建てと変わらない価格で建てられるとしたら前向きに検討しても
      
いいんじゃないか、と思っていただけたのではないでしょうか。
     
         
では、次回は平屋を2階建てよりも安く建てられるようにするために、これ以外のスペースについて考えていきたいと思います。
    
     
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
    
     
また次回もお待ちしております。

2024.11.27

固定概念から解放された間取りづくり

   

こんにちは。

株式会社シエロホームの鈴木です。

   

静岡県三島市や長泉町の子育て世代のご家庭に「家づくりの考え方」をブログでお伝えしております。
   
ぜひ最後までお読みいただき、家づくりのご参考にしていただければと思います。
   
     
    
「部屋は南向きであるべきだ」と思っていらっしゃる方、多いと思います。(私も以前はそうでした)
   
この、「部屋は南向きであるべきだ」という固定概念に縛られていると、土地がよほど広くない限り(80坪以上ぐらいの感覚でしょうか)
   
必然的に2階建ての家を建てざるを得なくなります。
    
たとえ、その土地が平屋を建てるに充分な広さがあるとしても、です。(50坪〜60坪ぐらいの感覚です)
    
南に家が建っている土地で、1階につくる部屋の中に安定的に光を届けるためには、充分な距離を確保する必要があるからです。
    
結果、余分に出来た土地にも工事を施さないといけなくなり、その分、外構工事費用が高くなります。
    
プライバシーや景観を守るために目隠しや、植栽、フェンスなどの工事も確実に必要となるので、
    
建築コストのアップに繋がることが考えられます。
   
    
一方で、直射光だけではなく、空気中の塵や水蒸気などで乱反射した光である「天空光」を使うことを前提として間取りを考えれば、
   
これまで平屋なんて絶対に無理だと考えていた土地にも、平屋を建てることが出来るようになります。
 
直射光だけに頼らず、天空光を活用出来れば、南に建つお家との間に採光のために距離を開ける必要がなくなるからです。
      
   
例えば、間口12m×奥行き15mの北向き約55坪の土地には、2階建ての家しか建たないと考えられがちです。
     
通常採光確保のために必要だと考えられていたスペースにも家が建てられるとしたら、実は普通に4人家族が
  
充分ゆったり暮らすことが出来る平屋のお家を建てることが出来ます。
   
それも「空が見える明るく広々としたリビングダイニングキッチンに、それぞれの部屋と充分過ぎるぐらいの収納があり、
  
室内干しが出来るほどゆったりとした自然光がたっぷりと差し込む脱衣スペースがある平屋」を、です。
     
   
55坪の土地に建つ平屋とは?
     
   
この土地で設計する場合、リビングダイニングキッチンは南ではなくあえて北に配置します。
   
北に配置すれば必然的に南に建つ家との間に充分な距離が生まれるからです。
   
そしてリビングダイニングキッチンの南側に外スペースをつくります。
   
過ごす時間が圧倒的に長いリビングダイニングキッチンに直射光をふんだんに取り入れるためです。
    
   
これがいわゆる「中庭」と呼ばれるスペースなのですが、「中庭」をつくることによって家の中心から光を採ることが出来、
  
家全体に満遍なく光が届けやすくなります。
   
「中庭」をつくれば、南に建つ家からだけじゃなく、東に建つ家からも、そして西に建つ家からも、
    
充分な距離を保つことが出来るからです。
   
また、敷地の南に配置した部屋には南から光は入らないものの、「中庭」に面する北に窓をつくれば天空光と南の壁に
  
反射した光が家の中に入ってくるため、直射光に比べて安定した採光が確保出来ます。
  
天空光は眩しくないことからとっても過ごしやすい空間をつくることが出来ます。
     
    
以上のような理由から、外周面に採光のための大きな窓をつくる必要がなくなるというわけですね。
   
言い換えると外周面は風を通すだけの小窓だけで充分だということになります。
   
結果、周りから家の中を見られる心配がいらなくなり、そのためのカーテンがいらなくなるし、
    
家族のプライバシーがしっかりと確保出来ます。
   
かつ、「中庭」には台風時に直風が当たらないことから、何かが飛んできた時に備えてシャッターをつける必要もなくなります。
     
   

得られる数々のメリット

     
   
このように固定概念に縛られず、土地に合わせて間取りをつくることが出来れば、今も今後もずっと住みやすい平屋を
  
手に入れやすくなると同時に、平屋の懸念点であるプライバシー性と防犯性の低さをスッキリ解消することも出来ます。
   
   
また、耐震面でも重心が低い平屋を建てれば、地震や台風の強風の影響も受けにくくなり、今後ずっと安心して暮らしやすくなります。
   
さらに、土地の日当たりを気にする必要もなくなることから、土地の予算を落とすことが出来ると同時に
   
日当たりで諦めていた土地なども候補地として検討しやすくなります。
   
無駄に広い土地を買う必要もなくなることから、さらに土地代を抑えることも出来るし、土地面積が小さくなれば
   
外構工事費用も抑えられますしね。
   
プライバシーを担保し防犯性を高めるための塀や植栽、目隠しといった工事も全くと言っていい程いらなくなると思います。
   
   
というわけで、弊社では土地の周辺環境を加味した上で要望をしっかりと精査すべきだし、
  
その上で間取りをつくるべきであると考えています。
   
ただ、平屋を建てるとなると、少しばかりコストアップしてしまうし、土地が持つ問題の解決手段が「中庭」であるとしたら、
   
施工面積が増えることからさらにコストアップしてしまうので、次回は「コストを上げずに平屋を建てるために
   
知っておいていただきたいこと」についてお伝えしていきたいと思います。
   
  
それでは、次回もお待ちしております。
 

 

2024.11.21

2種類の光

こんにちは。
株式会社シエロホームの鈴木です。
静岡県三島市や長泉町の子育て世代のご家庭に「家づくりの考え方」をブログでお伝えしております。

ぜひ最後までお読みいただき、家づくりのご参考にしていただければと思います。
今回は「光」についてです。

光には「直射光」と「天空光」がありますが、多くの方が基本的に「直射光」だけで採光計画を考えようとしてしまいます。
しかし、どんな天気の日でも安定した明るさを室内に届けるためには、「天空光」をふんだんに取り入れる必要があります。

 

理由は、大気層を通過して直接地上に届く「直射光」は、熱が高く、明るく眩しい上に、天候に大きく左右されるからです。

   

   

明るく眩し過ぎるとなると、また家の中に熱が入り過ぎるとなると、れを遮るためにカーテンが必要になります。

   

それによって光が遮断されてしまい、採光計画が大きく崩れることになりますし、直射光を主な採光手段にすれば、

周囲から家の中が丸見えになることが考えられます。

また、曇りや雨の日でもカーテンが開けられなくなり、よりいっそう暗い家になってしまいますしね。

   

というわけで、空気中の塵や水蒸気などで乱反射した光である「天空光」の存在を知っていただいた上で、

間取りの計画を立てることをオススメしています。

    

    

では、ここからは「直射光」だけに頼らない間取りづくりをお考えいただくために、

必要な知識についてお伝えしていきたいと思います。

    

ちなみに「直射光がよい・必要」との思い込みを脱却し、天空光をふんだんに取り入れた住まいづくりさえ出来れば、

付けるのが当たり前だと思われているカーテンが必要なくなります。

   

曇りの日はおろか、たとえ雨が降っているとしても、照明なしで過ごすことが出来るようになります。

   

間違った採光計画

   

建売住宅の広告を見ると、

   

「全室南向き日当たり良好」

   

という文言がよく入っていませんか?

   

建売住宅に限らず、注文住宅でもそのようなお家がたくさん建っていますが、まず考えていただきたいことが、

    

「そもそも全ての居室を南向きでつくる必要があるのか?」

    

ということです。

   

例えば、寝室。

   

この部屋は陽が沈んでから、陽が上り始めるまでの間に使う部屋ではないでしょうか。

   

ゆえに、日当たりをそんなに重視する部屋ではありませんよね?

   

続いて子供部屋はいかがでしょうか。

   

デスクワークをする時を想像してみてください。

朝から夕方まで厳しい日差しが差し込んでくる所で、集中して仕事が出来るでしょうか?

   

難しいですよね。

   

ということは、子供たちだってそんな所で集中して勉強なんて出来ませんよね。

   

そして、集中するためにきっと遮光カーテンを閉め切り、眩しい光線と熱い熱が入ってこないようにしつつ、

照明で光の調整をすることになるでしょう。

   

この他、玄関や玄関ホール、そして廊下や階段スペースなども明るくはしたいものの、かといってそれが「直射光」である必要は全くありません。

   

一方で「脱衣室」や「キッチン」などは、居住スペースを南向きでつくることで

直射光が入ってきにくい場所に追いやられがちになっているのですが、本当にそれでいいのでしょうか?

   

光が差し込まない薄暗いキッチンで、天気の日なのに照明をつけながら料理をつくり、後片付けをする。

   

熱も入ってこなければ風通しも全然良くない寒くてジメジメとした脱衣室で着替えをし、洗濯物を干す。

   

こんな暮らしを手に入れたいなんて全く思いませんよね?

   

程よく日差しが差し込む明るく清々しいキッチンで料理をつくり、後片付けをしたい。

程よく日差しが差し込み、風通しも良い明るくカラッとした脱衣室で着替えをし、洗濯物を干したいですよね。

   

こうやって考えてみると、

   

「なるほど。確かにそうかも。」

   

と思っていただけたと思いますが、残念なことに多くの住まいが

このような設計にはなっていません。

   

もちろん、その理由は「直射光」だけで採光計画を立ててしまったからです。

   

では、どうすればいいのか?

   

というわけで、次からは「直射光」だけに頼らず、「天空光」をふんだんに利用した間取りの考え方について

お伝えしていきたいと思います。

   

それではまた次回のブログでお会いしましょう。

   

 

 

 

 

2022.08.29

洗濯動線、やっぱり重要です!

 

以前、こちらで紹介した主人の母

91歳のスーパーおばあちゃん

元気に一人暮らしをしておりましたが

とうとうやってしまいました

こんにちは、鈴木です

何をやってしまったかというと

階段から落ちました

厳密には自宅の階段ではなく

買い物帰りに歩いていた歩道の階段で

つまずいて、転げ落ちたようです・・

骨折や頭を打つなどの怪我はありませんでしたが、

両手、両足、顔・・あちこち打撲とひどい擦り傷 

病院で治療してもらいました

(歯も二本抜くことに・・

   

となると、自宅の階段が心配でなりません

何しろ、外にある離れの洗濯機から

二階の物干し場まで、下がったり上ったり・・

お世話になっている隣のご夫婦も心配して

洗濯物は一階に干すように説得

今は、一階の寝室で部屋干しです

「なんだか貧乏くさいねー」とお気に召さないようですが

命には代えられません

    

こんな時こそ、将来を考えての家づくりって

本当に大切だなと感じるのです

これらからおうちをご検討のみなさま

人生100年時代、将来を見据えての家づくりをお勧めいたします

どうぞご参考に・・

2022.08.03

収納について ~防災ローリングストック~

   

暑い日が続いて、水分補給の大切な季節ですね

こんにちは、鈴木です

同居の息子、いつも仕事先でお水を買っているようで

時々、空いたペットボトルを持ち帰って来ます

聞いたら、「お茶じゃなくて水を買う」とのこと

ほぼ毎日買うらしい

うーん、それならと私からの提案

「うちで箱買いするから、そこから持っていって !」

「箱が半分くらいになったら買い足すから」と・・

実は防災用に水を買っておいても、いざという時のためなので

備蓄して、気が付けば期限切れがほとんど

自宅は水素水の整水器を使用しているため

ペットボトルのお水、飲まないんですよね

だから、息子が毎日飲んでくれて、減ったら補充

水のローリングストック

他にも、冷蔵庫に必ず、水素水をペットボトルで冷やしておくなど

なんとか、二人で何日かは賄えるように工夫しています

・・とここまではいいのですが、

困ったのが保管場所

一箱もしくは二箱は必ずある水の箱

そのほか非常用持ち出し袋が二つに

非常用トイレ

なんだかんだとかなりの量があるんです

その保管場所がない

特に水は毎日、息子が持っていくため

しまい込むわけにもいかず

1階の使っていない和室に置く羽目に・・

そんな時、「ストックヤードがあったら」と本当に思うのです

収納の基本は、 「納めやすい、探しやすい、取り出しやすい」

こんなストックヤードがあったら

いろいろな物がスッキリ片付けられるのにーなんで思ったりする

今日この頃なのです

使いやすい、ストックヤード

よろしければ、どうぞご参考に・・

2022.07.26

お片付けスイッチ入りました~収納を考えた日~

 先日の日曜日、思いっきりの晴天!

そうすると、お洗濯やお掃除したくなりますよね~

こんにちは、鈴木です

お洗濯、お掃除しながら一年に数回しか入らない

お片付けスイッチがピコーンと入りまして・・

ずっとやりたかった、納戸を少し片付けました

納戸にエアコンがあるわけもなく、汗だくで作業

処分する物を二階から一階へ

何十回と階段を下ったり上ったり・・

さらに汗だく

一番困ったのが、処分しない物の収納

普段使わない物は高いところに衣装ケースに入れて収納するのですが

これが、しんどい

大きいから中に入れると重くなる

椅子を使って上にあげる

あげながら、いつまで出来るかなー?!とつい思ってしまいました

若い時には気がつかない

なんでもなかったことが、出来なくなる

収納ももっと考えて作らなければと改めて感じた出来事でした

とりあえず、次回は収納ケースを小さくして収納してみます

そして、使えるけど使わない物を選別して処分したいと思っています

(着れるけど、なかなか着ない服・・これの選別が難しいー!)

これからリフォーム、新築をお考えのみなさま

収納は納めやすい、出しやすいが基本です

どうぞご参考に・・

2022.06.25

外からの視線気になりませんか?!

 お散歩中、気になることとは・・。

所属しているボランティア団体でやっている

「三島 朝さんぽ」

こんにちは、鈴木です。

毎月8日が定例の「三島 朝さんぽ」

平日でも、日曜日でも参加しようと決めて毎回参加。

集合は、5時50分

冬場は家を出て来る時には

まだ、星が出ていたりして

でも、朝のお散歩ってすごく気持ちがいいんです!

先日は、三嶋大社を参拝してから、源兵衛川を通って清住緑地へ

紫陽花がまだまだ楽しめました

   

        

この時期は、朝日が昇るのも早く

日が伸びたなーという感じ

周りを見ると明るいのにカーテンがしまっているおうち

多いんですね

やはり道路からお家の中が見えたら、落ち着きませんよね

そんな時、中庭や囲いのあるデッキがあれば

思いっきり朝の光をおうちのなかで感じられるのに・・

なんで思ってしまうのです

      

   

視線も気にせず、おうち時間を楽しむ

中庭のある暮らし、いかがでしょうか

どうぞご参考に・・

2022.05.21

中庭のある暮らし ~その4~

 余白のある暮らし

梅雨の時期がもう少しという

春というか初夏に向かう季節となりました

こんにちは、鈴木です

   

私はいくつかボランティア活動に参加していますが

その一つのNPO法人の拠点がとてもいい感じにリニューアルしました

幼稚園だった場所をリノベーションして

もともと素敵な場所だったんですが

最近、目にも鮮やかな人口芝にして

さらに素敵な場所となりました

先日より、若手メンバーの発案で

金曜日の夕方から「ビアピクニック」と題して

芝生の上でビール飲みませんか?!と

なんとも美味しい企画がスタートし

私も夕暮れ時、芝生の上でクラフトビールを楽しんできました

外でのビールは家の中で飲むビールとはまた一味違う

なんかいいですよねー

段々と日が暮れていくのを楽しみながら

週末の夜を楽しむ、なかなか贅沢な時間を過ごしました

  

そんな贅沢な時間がお家で出来たらいいですよね

中庭のある暮らし、

ちょっと椅子を中庭に出して

夕暮れを楽しみながらビールを一杯

おうち時間でも、ちょっぴり贅沢な時間を過ごせそう

生活にちょっとした余白の空間・時間

あるといいですね

よろしければ、どうぞご参考に・・

2022.05.14

雨の日のお洗濯物

 雨の日はどうしていますか?!

   

早くも梅雨のはしりか?!とお天気予報で

梅雨というキーワードが出てくる季節となりました

こんにちは、鈴木です

   

まだ、GWが終わって間もないこの時期

今年は雨が多いですね・・

我が家は、室内の物干場所が特になく

雨の日は、しかたなく納戸に洗濯物をかけ、

除湿器全開で、何とか乾かしています

そのため、納戸の洋服をかけるポールは

いざという時のために空けておく・・

何とももったいない話となっております

現在の我が家は、息子と二人暮らしで洗濯もわずか

家族5人の時は、本当に大変でした

   

最近のお客様は、最初から洗濯乾燥機を設置したり

室内にも物干金具を取り付け

雨の日に備えています

   

   

そして、雨の日でなくても、

洗濯物を外に干さない方もいらっしゃる・・

洗濯物は、お庭やベランダと言う考え方も

当たり前ではなくなってきたと感じています

   

洗濯が嫌いなうちの娘は

独立、一人暮らしをする時に

一番最初に購入を決めたのが

乾燥機付きの洗濯機でした

そんな選択もありなのかもしれませんね

よろしければ、どうぞご参考に・・

2022.05.11

中庭のある暮らし ~その3~

  BBQで、中庭があったなら・・

GWも終わり、日常が戻ってきました

皆様のGWはいかがだったでしょうか?!

こんにちは、鈴木です

我が家のGW、離れて暮らす家族が続々と我が家入り

お正月以来の賑やかさでした

まだまだ、コロナ禍ではありますが

久しぶりに息子の友人たちも集まり

我が家でバーベキュー

でも、庭が狭い我が家・・

しかも、庭のすぐ横は、お隣さんの洗濯干場

・・というわけで階段降りて、

ご近所さん、通行人に丸見え道路横の駐車場でBBQやってました

洗濯物に臭いが付いたらご迷惑ですから、仕方ないですね

   

そんな時、視界も距離も気にならない中庭があったらなーと

ないものねだりの妄想~

   

   

   

中庭なら小さい子供さんがいても、道路に飛び出す危険もナシ

ご近所の視線を気にすることもナシ

お隣の洗濯物を気にすることもナシ

ゆっくり、のんびり、まったりとBBQを楽しめそう

子どもが小さかったら、ここで水遊びも出来るかな

ゴロゴロ寝転んで、日向ぼっこもいいですね

夜は、大人の時間

夏のビールが美味しそうです

   

いろいろ使える中庭のある暮らし

これから新築をお考えのみなさま

こんな中庭、いかがでしょうか?!

どうぞご参考に・・

2022.04.29

家事動線 ~やっぱりなるべく短めに~

 スーパーおばあちゃん ~その2~

  

GW突入で私の住む三島も、駅前、楽寿園と

コロナ禍以前を思わせるような、

なかなかの賑わいでした

   

こんにちは、鈴木です

以前、こちらで紹介した90歳のスーパーおばあちゃんは

ご近所に住む、娘のお友達のおばあちゃん

さらにもっと近くにいたんです、

91歳になるスーパーおばあちゃん

それは、私の義母

あと数日で91歳になる義母は

いまだに元気で一人暮らし

ご近所付き合いも円満にこなし

普段の買い物や病院は、一人でトコトコと歩いて行きます

遠い病院に行くときだけ、私に連絡があるくらい

自分のことは、自分でと、見習いたいくらいにしっかりしているのです

そんな元気な義母ですが心配なことが一つ、

転ぶこと

   

以前のリフォームで床を重ね張りし

廊下と部屋の段差は解消

問題なのが階段、とにかく急で狭い!!

手摺もつけられないその急な階段をのぼって

毎日、ベランダに洗濯物を干している

しかも、洗濯機は外の離れにあり

洗濯物を外の離れまで取りに行き

急な階段をのぼって、結構な高さのあるベランダに洗濯物をあげて

背伸びをして洗濯物を干す

とにかく家事動線が長い!!!

しかも、危ない

本人は慣れているので大丈夫と思っているようですが

こちらはヒヤヒヤ

よく、「ゆっくり、転ばないでね」とお願いしています

   

30代後半で家を建て直した私も

歳を取った時の家事動線はあまり考えていませんでした

しかし、人生100年時代と言われるようになった今の時代

やはり終の棲家として、歳を取った時のことも考えて

間取りなど「家事動線」を工夫したいですね

  

そんな先の事と思っていても

子育て、仕事とバタバタ生活していると

意外と人生あっという間ですよ (と私は感じています

これからお家をお考えのみなさま、どうぞご参考に・・・

   

2022.04.01

中庭のある暮らし ~その2~

 

    外からの視線、気になりませんか?

今朝のお天気、どんより曇り空

そんな朝は、ぱーっとカーテンを開けることが出来ません

何故かというと、我が家は、少し敷地が上がっており

窓は、道路向き

しかも、角地で道路からよく見える !

どんより曇り空や、冬の朝早くなど

カーテンが開けられず、ちょっと閉塞感が・・

そして、帰ったら一番にやる事は、カーテンを閉めること

こんにちは、鈴木です

これが当たり前のような気がしていましたが

中庭があったり、デッキをかっこって目隠ししたりと

間取りを工夫すれば、視線を気にすることなく生活できると聞いたとき

なるほど、そうだよねと目からウロコ!

しかも、気にならなければカーテンもつけないとのこと

そうしたら、コストも下がるし、

なによりカーテンのお洗濯もしなくていい

お金も手間も省けて、一石二鳥!!

我が家のリビングのカーテン

既に一番開け閉めする場所が破けてる・・

替えなくてはと思いつつ、他のカーテンと合う色がない・・

そして、なかなか替えられない、そんな状況に陥っております

そもそも、カーテンがなければ、気にならないのにね

なんて思う今日この頃なのでした

2022.03.26

中庭のある暮らし ~その1~

         中庭があったなら・・

建て替えする前の我が家は

2階に並んで3部屋あり、外には3部屋に渡って

ベランダが続いていました

当時、庭が洗濯干場になっていたため

ベランダはもっぱら子どもたちの遊び場

ご近所のお友達が集まっては2階で大騒ぎ

北側の部屋から入ってベランダを走り抜け

東側の部屋に入って・・バタバタ、ドタドタ

子どもたちが小学校の夏休みなどは、毎日が運動会でした

こんにちは、鈴木です

そんな子どもたちの遊び場だった我が家ですが

では、子どもが小さな頃はといいますと

ほぼ1階で生活していたため

2階はたまに来るお客様用の和室と

他は物置状態に・・

子どもは小さな頃は2階には上がることなく

1階リビングに滑り台や長女の勉強机まで置いていました

そこで、もし中庭があったなら・・

リビング近くに子供部屋があったなら・・

きっと、小さな頃から目の届く中庭を出たり入ったり

グルグル回って、キッチンにいるママの顔を見ながら

ニヤニヤ走っていたんだろうな~

勉強机も子供部屋に最初からあって

机でやればいいのにと思いつつ

ダイニングテーブルで宿題やったりしているんだろうな~

なんて思うのです

なんか、お母さんやお父さんの気配を身近に感じて

きっと子どもたちは落ち着いて

遊んだり、勉強したり、お昼寝したり

お家の時間を楽しんでいる

そんな姿を見ながら笑顔のママ、パパ

想像しながら書いている私もニヤニヤ

子どもたちの小さな頃の笑顔が目に浮かびます

共働きの多い今の若い方々

おうち時間が限られているからこそ

間取りを工夫して、

ご家族、お子様との時間を楽しんで頂きたいと

切に願うのです

家族の視線があう、気配を感じる、そんな

中庭のある暮らし、いかがでしょうか ?!

2022.03.12

リビング階段

~我が家はリビング階段~

我が家が建替えした20年近く前

間取りでお願いしたことの一つは

「リビング階段にしてほしい」ということ

こんにちは、鈴木です。

以前の家は玄関あけたらすぐ階段

リビング、台所どこも通らず2階に上がれてしまう。

新しい家の子供部屋は2階

どうしても、「ただいま」と帰って来たら

「おかえり」と顔がみえる間取りにしたかった。

大きくなった今でも、「ただいま」と帰って来たら、

すぐリビング、台所

「おかえり」と言って顔をみることが出来る

外断熱にしたおかげで、暖房効率もあまり気にならない。

もう30歳も過ぎ、おじさんになりつつある息子でも

「だたいま」と言ったら「おかえり」と笑顔を返したいと思うのです。

小さなお子さん、思春期のお子さんがいるなら、

なおさら顔の見える間取り、いいですよね。

2022.03.04

家事動線 ~カゴを持ったら3歩で干せる?~

 家事動線 ~カゴを持ったら3歩で干せる?~

お天気がよいお休みの日は、

ベランダいっぱいにお洗濯を干します。

シーツや厚手のものなど・・

何回も、洗濯機を回しては、

カゴを持って階段を駆け上がる。

時々、やりすぎてせっかくのお休みなのに

疲れたりして・・

こんにちは、鈴木です。

洗濯機のある洗面所が1階で、洗濯物を干すのは2階

よくある間取り、我が家もそうです。

これは、「普通」だと思っていました。

でも、「シンプルノート」のお話を聞いた時、

中庭作って、洗面所の横を洗濯干場にすれば

「おー、カゴを持ったら3歩で干せるなー!」 

なんて思ってしまいました。 

 

今はいいんです、まだ若いから (たぶん)

これがもっと年をとったら・・体が不自由になったら・・

しんどいですよね。

実際、今でも体調不良の時の洗濯物干し、しんどいです。

重たい洗濯物を持って2階に上げって・・・もう、は~ですよ。

現在は、共働きの方も増えているので、

そもそも洗濯物は外に干さないと、

室内にランドリースペースを作ったり

性能のいい衣類乾燥機を設置したりと、

皆様、工夫されています。

私は古い人間なので、洗濯物は外に干す・・

って思っていますが、この時期の花粉の多さに

室内にランドリースペースがあったらな・・と真剣に考えます。

これから新築をお考えの方は、ご自分のライフスタイルに合わせ

間取りをご検討されるといいかもしれませんね。

私たちシエロホームは三島・長泉・沼津を中心に家づくりのお手伝いをしております。設計・デザイン・構造、全てを兼ね揃えた家にこだわるのはもちろん、無理のない価格を目指すという家づくりの思いは、お客様と同じです。

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