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2024.12.10
1階に和室って必要ですか? ~生活をイメージしながら間取りを考える~
朝晩が寒くなり、本格的に冬が来た!と思わせる季節となりました。
こんにちは、シエロホームの鈴木です。
静岡県三島市や長泉町の子育て世代のご家庭に「家づくりの考え方」をブログでお伝えしております。
ぜひ最後までお読みいただき、家づくりのご参考にしていただければと思います。
2階建てで、かつそれぞれの部屋を全て2階につくるとなると、1階にはリビングダイニングキッチン以外に
もう1つ部屋(和室)が必要とお考えの方が多くいらっしゃいます。
もう1つ部屋(和室)が必要とお考えの方が多くいらっしゃいます。
子供たちが小さいうちは子供たちの荷物置場として機能するし、親御さんが泊まりにきた時には
寝所として機能すると考えられるからです。
寝所として機能すると考えられるからです。
また、やがて自分たちが老後を迎え階段を上がるのが億劫になった時には、そこを寝室として使えるからです。
一方、平屋を建てるとしたら、この和室(もう一つの部屋)をつくらなくても特に問題ないのではないでしょうか。
子供部屋も寝室も収納も全てリビングダイニングキッチンと同じフロアに存在するからです。
つまり子供たちの荷物置き場は自分の部屋でいいし、親御さんが泊まることがあったとしても
子供部屋を使ってもらえばいいし、(広々つくるリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいですしね)
階段が億劫になることもないからです。
子供部屋を使ってもらえばいいし、(広々つくるリビングに布団を敷いて寝てもらってもいいですしね)
階段が億劫になることもないからです。
何かを片付ける、何かを持って来る時、パタパタと階段を駆け上がる必要もなく、
動線がグンと短く、時短になること間違いなしですね。
動線がグンと短く、時短になること間違いなしですね。
そんなわけで、平屋にすればこの「客間」的存在の和室をカットすることが出来、その分コストがカット出来ます。
この部屋の広さを6帖だと仮定したら
価格に換算するとざっと200万円ぐらいですかね。
この金額は建築資材が高騰する今、とても大きなコストカットではないでしょうか。
また、InstagramなどのSNSの影響を受けてか、ここ数年「ランドリールーム」と言われる
いわゆる洗濯物のためだけの部屋をつくっている方もいらっしゃいます.
いわゆる洗濯物のためだけの部屋をつくっている方もいらっしゃいます.
これもコストに直結するため本当に必要なのかどうかを冷静に考えた方がいいと考えています。
というのも、今やリビングダイニングキッチンは昔の家のように仕切りをつくらず一体となっていて、
かつキッチンが対面式になっていることが多いのですが、これはこうなっている方が「ながら作業」がしやすいからです。
かつキッチンが対面式になっていることが多いのですが、これはこうなっている方が「ながら作業」がしやすいからです。
キッチンで料理や洗い物をしながらダイニングで勉強する子供を見る。
リビングで遊ぶ子供を見ながらリビングで洗濯物をたたむ。
リビングで遊ぶ子供を見ながら中庭で洗濯物を干す。
共働きが当たり前となっている今は、この「ながら作業」がどの家庭でも当たり前ではないでしょうか。
忙しく時間が足りない日々の中で少しでも家族団欒の時間を増やしてくれる役割を果たしてくれるのが
この広々としたリビングダイニングキッチンです。
この広々としたリビングダイニングキッチンです。
ゆえに、そんなに使用時間が長くない部屋をつくるために100万円以上のコストをかけるのは
勿体無いとも考えられますね。
勿体無いとも考えられますね。
寝室の広さの算出方法
ハウスメーカーの展示場や住宅会社のモデルハウスなどを見学すると、見栄えを考えてか
寝室が無闇矢鱈に広くつくられています。
寝室が無闇矢鱈に広くつくられています。
それどころか、寝室に書斎のようなコーナーすら設けられています。
ですが、正味の話をすると寝室に広さは必要ないのではないでしょうか。
寝る寸前までリビングで過ごすでしょうし、起きたらすぐにリビングに行くからです。
要するに、寝室は実質「寝る時」だけしか使わないからです。
また、寝室の近くには必ずといっていいほど大型収納をつくると思いますが、こうする理由は寝室に
荷物を起きたくないからではないででしょうか。
荷物を起きたくないからではないででしょうか。
今は昔のようにタンスもなければお母さん専用の化粧ドレッサーを持ち込む方も少ないのでは?
かつ、テレビも薄型になったため場所を取らなくなったし、スマホやタブレットがあれば
そもそも寝室にテレビをつける必要もないかもしれません。
そもそも寝室にテレビをつける必要もないかもしれません。
そんなわけで、寝室は必要最低限の広さでつくるのがベターじゃないかと考えています。
具体的には、置くベッドのサイズと個数が分かればそれに見合う広さにするという感じです。
仮にセミダブルベッドを2台並べて置くとしたら、
1.2m×2.0mが2台並ぶのでベッドに必要な寸法が2.4m×2.0m、
これを置くのにちょうどいい広さは3.51m×2.6mの内寸がある6帖という感じです。
もちろん、これでは狭いなと感じられた方は広げていただくしかないのですが、
広げれば当然コストも上がることになるので、それも考慮した上でご判断いただければと思います。
では、今回はここまでにして次回は「子供部屋」について考えていきたいと思います。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう。